サービス部品の輸入業務を始点に、
今後さまざまなビジネスを経験し、
自己の成長を目指しています。
部品事業本部
試作サービス部品グループ
サービス部品チーム
ARITA,YURI
2022年入社(新卒)
基幹職
※所属部署は、取材時のものです。
高校時代にオーストラリアに2週間、大学時代にはトルコに7か月間留学していたこともあって海外に興味があり、就職は英語を使ってグローバルに活躍できる会社を探していました。日産トレーデイングを初めて知ったのは、クルマ好きの友人と情報交換したのがきっかけでした。自動車部品関連の「商社」という業態に興味を持ち、オンラインの会社説明会に参加。そこで人事の方の人柄と会社の業態説明におけるプレゼン力に魅了されました。第一印象で「ココだっ!」とピンときたのを鮮明に記憶しています。また、座談会で若手社員との交流を通して、海外派遣も活発な中堅企業というイメージを持ち、入社後早いタイミングで海外へ行くチャンスを得られると感じたことが、入社への決め手になりました。
当社が取り扱っている自動車部品は大きく3つに分かれていて、新車立上げ前の実験や試作車両用として使用される「試作部品」、量産されている車両用の「量産部品」と市場にリリースされた後の車両に使用される「サービス部品」があります。私が携わっているサービス部品は多種多様で、たとえばミラー、シート、ホイール、電子部品などの修理用部品や、オプションで付ける際に使用されるアクセサリー部品など、さらに新車発売前に全国の部品販売店で事前に在庫を管理しておく必要がある新車用部品も含まれます。入社1~2年目は韓国と北米のサプライヤーからの輸入業務を担当し、2年目には韓国へ初の海外出張を経験しました。3年目から現在は、中国市場のサプライヤーからの輸入業務を担当しています。仕事の流れとしては、お客様である日産自動車からの注文を受けて、海外拠点と出荷数量や納入時期の調整後、納入日の連絡と通関の手配を行って遂行していきます。また、これらの業務を行う一方で、2024年に入社した新入社員の教育も担当しています。
サービス部品のほとんどは、エンドユーザーが購入した車両に対してニーズが発生します。すでに量産生産が終わっているものも多く、部品を供給するまでの時間、つまりエンドユーザーにお届けするまでの時間が、「日産ブランド」のイメージに大きく影響します。緊急度の高いオーダーもあり、出荷から納入するまでのリードタイムをどれだけ短縮できるか十分に検討し、調整を図っていきます。輸送方法には空送と海送があり、一般的には大きな物量を安いコストで運べる海送がメインで使用されますが、緊急オーダーとなると空送を使用することもあります。地域によっては週に5便手配することもあり、そうなるとコストも工数もかかってしまいます。そこで、空送件数を減らすためのアイディアの発案と効果的なコストの算出を行い、日産自動車各部署と議論を重ね、原価低減活動を行っていくのも大切な役割です。創意工夫した結果、納期短縮とコスト削減を実現し、ニーズに応えられた時はやりがいを実感しますし、お客様からいただく感謝の言葉も大きな励みになっています。
今年の春から海外トレーニー制度の1期生として、海外拠点の管理部署で1年間働く機会を得ました。新しい挑戦が始まることにワクワクしています。また年2回行われるキャリア面談では異動や転勤の希望も出せるので、今後も他の部署にも挑戦してさまざまなビジネスを経験し、多角的に物事を捉えられる人材に成長していきたいと思っています。私のチームのマネージャーは女性ですし、さらに女性海外拠点長として活躍されている方もいらっしゃり、女性の活躍が進む環境も働く上でのモチベーションになっています。就職活動はいろんな企業を知ることができる一番の機会です。話を聞く中で、ピンとくる会社と出会えるかもしれません。その1社が当社だったら、とても嬉しく思います。