希望していた会社に出会い、
風通しのいい環境で
営業のやりがいと面白さを実感。
モビリティ事業本部
マーケティング&セールスグループ
直販チーム
WRIGHT,KEN
2019年入社(新卒)
基幹職
※所属部署は、取材時のものです。
子どもの頃から英語を話す家庭環境で育ったことから、語学力を活かし海外を舞台に仕事をすることが夢でした。国連機関に関心があり、社会貢献につながる仕事がしてみたいと考えて日産トレーデイングに出会いました。自動車は日本の基幹産業であること、自動車に詳しくはないもののスポーツカーには興味があったこと、そして興味のあった国連機関に車両を販売供給しているモビリティ事業部があることに強く惹かれて入社を決断しました。
入社して2年間は国連のお客様を対象とした受注・生産手配業務を担当し、3年目からは営業活動に従事しています。取引先の中には、日産自動車の海外販売店(ディストリビューター)であるNSC(ナショナル・セールス・カンパニー)も含まれており、私が営業として最初に担当したのはアフリカ地域のNSCでした。その後はモンゴルのNSCを担当し、2025年3月までは、同市場の事業計画の策定から毎月の販売・出荷進捗の管理までを行っていました。海外を含む社内外の関係者と密に連携しながら、販売目標の達成に向けた業務を推進してきました。さらに、新モデルの導入計画やモデルイベントにあわせた仕様・価格提案にも直接関わり、同国における日産ブランドのプレゼンス向上に向けて、日産自動車の方々と日々取り組んできました。また、南アフリカやモンゴルへの出張を経験して、実際に担当市場を訪問し、商慣習や市場動向の理解を深めるとともに、現地の関係者との直接対話を通じて信頼関係を築くことの重要性を実感しました。
2025年4月からは、日産自動車へのNSCビジネス商権移管に伴い、JICA政府開発援助(ODA)関連ビジネスに取り組んでいます。たとえば、ルノートラックスの正規代理店としてウクライナの復興プロジェクト向けにトラックを供給するなど、国際社会への貢献を実感できる仕事に携わっています。これまでのアフリカやモンゴルに続き、現在はフランスとも新たに取引を行っており、志望動機として掲げていた「世界を舞台に仕事をする」という目標が、現実のものとなっていると感じています。
モンゴルのNSCから「新モデルをリリースしたものの販売が伸び悩んでいる」という相談を受けた際には、日産自動車と連携しながら販売促進策を協議し、課題の改善に取り組みました。その結果、販売台数の改善につながり、NSCから感謝の言葉をいただいた時には、この上ないやりがいを感じました。また、新モデルの導入時には、市場でローンチイベント(公に発表するプロモーションイベント)を実施しますが、実際にその反応が好評だった際には、うれしさとともに「この仕事に就いて本当に良かった」と実感しました。
当社では「社長」「部長」「課長」という呼び方ではなく、誰もが「さん」付けで呼び合い、話しかけやすく風通しのいい社風があります。これも私が入社を決めた理由の一つで、フラットな関係性が浸透しているのは大きな魅力です。また、週に1日は自分の都合に合わせて在宅勤務を選択できることも、働きやすさにつながっています。これからの目標は、仕事に精一杯打ち込む一方で趣味やプライベートの時間も大切にしながら、オンとオフのメリハリをつけて、周囲から頼られ慕われる先輩社員・上司に成長していきたいと思っています。